日本実務教育学会 第5回研究大会で発表しました
2025年6月22日に名古屋市立大学にて開催された日本実務教育学会 第5回研究大会にて、研究発表を行いました。
発表タイトルは、「実務家教員登用を担う専門職大学等を設置する学校法人の財務状況に関する横断的分析」です。今回の研究では、今期履修していた東京大学での授業を通じて、大学の財務や経営について学ぶ機会があり、そこで得た知見をもとに、専門職大学等を設置する17の学校法人の財務諸表分析に取り組みました。授業や研究会にて、事前にコメントをくださった皆さま、ありがとうございました。
昨年度の途中から、高等教育における実務家教員に関する研究を進めており、本研究も発展的な分析を加えた上で、博士論文の一部として位置づけていければと考えています。ここ最近、実務家教員に関する政策や研究上での議論は、これまでの大学教授職研究やFD・プレFDなどの大学教員養成を再考する契機と考えるようになり、今後も多面的なアプローチで研究していく予定です。
本学会の大会参加は初めてでしたが、学会の皆さまに温かく迎えていただき、発表だけでなく懇親会までとても充実した時間を過ごすことができました。特に、実務家教員や実務教育に携わる多くの方々と意見交換の機会をいただき、大変有意義な時間となりました。ご挨拶の機会をいただいた皆さま、ありがとうございました。
◆ 瀬崎颯斗,蜂須賀知理,割澤伸一,栗田佳代子(2025)「実務家教員登用を担う専門職大学等を設置する学校法人の財務状況に関する横断的分析」,日本実務教育学会 第5回研究大会 発表要旨集,p.3,名古屋市立大学 桜山(川澄)キャンパス,口頭発表,2025年6月22日
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