PROFILE
瀬崎 颯斗(せざき はやと)
東京大学大学院新領域創成科学研究科 博士後期課程
専門分野:高等教育開発・教育工学・大学教員養成
大学教員の資質能力向上の取り組みであるファカルティ・ディベロップメント(FD)に関心があります。
特に現在は、大学院生を対象とした能力開発の取り組み(プレFD)について研究しています。
高等教育開発の理論と実践に対する専門性を土台とした研究・教育・社会貢献活動を通じて、高等教育の質向上に貢献してきたいと考えています。
CAREER
学歴
◆ 2014年4月-2017年3月
北海道旭川東高等学校
◆ 2018年4月-2022年3月
同志社大学 社会学部 教育文化学科
※指導教員:山田礼子 教授,取得学位:学士(教育文化学)
◆ 2022年4月-2024年3月
東京大学 大学院新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 修士課程
※所属:革新的学びの創造学寄付講座,指導教員:栗田佳代子 教授,取得学位:修士(環境学)
◆ 2024年4月-現在に至る
東京大学 大学院新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 博士後期課程
※所属:革新的学びの創造学寄付講座,指導教員:栗田佳代子 教授
経歴
◆ 2024年4月-2024年6月
JST 次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING) 東京大学「グリーントランスフォーメーション(GX)を先導する高度人材育成(SPRING GX)」プロジェクト生
※2024年6月の東京大学BOOST NAIS採用に伴い,2024年4月に遡りSPRING GXからBOOST NAISに移行
◆ 2024年4月-現在に至る
JST 国家戦略分野の若手研究者及び博士後期課程学生の育成事業(BOOST) 次世代AI人材育成プログラム(博士後期課程学生支援) 東京大学「次世代知能社会を先導する高度AI人材育成(BOOST NAIS)」プロジェクト生
教育・研究経験
◆ 2020年2月-2022年2月
学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校・S高等学校 京都キャンパス,ティーチング・アシスタント
◆ 2022年3月-現在に至る
ベネッセ教育総合研究所 学習科学研究室,研究補助業務アルバイト
◆ 2023年4月-2023年6月,2024年4月-2024年6月
東京大学「人間環境学(基礎ⅡA)計測データ収集」,ティーチング・アシスタント
所属学会
◆ 大学教育学会
◆ 日本高等教育開発協会
◆ 日本教育工学会
◆ Higher Education Research Association (HERA)
◆ Association for the Study of Higher Education (ASHE)
RESEARCH
詳細は research map をご覧ください
学位論文
修士論文
◆ 瀬崎颯斗(2024)「プレFDにおける模擬授業を通じた教育能力開発に関する研究」,東京大学大学院新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 2023年度 修士論文,2024年2月5日提出
学術雑誌等に発表した論文
国際会議論文(査読あり)
◆ Yushan Xu, Yanran Lei, Hayato Sezaki, (2024) ”Impact of Educational Development Programs on Teaching Self-Efficacy in Graduate Students: A Systematic Literature Review”, Procedia Computer Science, Vol. 246, pp.4084-4093. DOI:https://doi.org/10.1016/j.procs.2024.09.247
◆ Hayato Sezaki, Yanran Lei, Yushan Xu, Satori Hachisuka, Shin'ichi Warisawa, Kayoko Kurita, (2023) ”Online Technology-Based Microteaching in Teacher Education: A Systematic Literature Review”, Procedia Computer Science, Vol. 225, pp.2487-2496. DOI:https://doi.org/10.1016/j.procs.2023.10.240
MISC(査読なし)
◆ 冨田佳奈,瀬崎颯斗,蜂須賀知理,割澤伸一,栗田佳代子(2024)「高等教育機関の初任教員を対象とした教育不安尺度の短縮版開発の試み」,『日本教育工学会研究報告集』,2024巻,4号,pp.187-194. DOI:https://doi.org/10.15077/jsetstudy.2024.4_187
◆ 瀬崎颯斗,渡邊智也,岩田貴帆,小野塚若菜(2024)「教員のフィードバック・リテラシーに関する文献レビュー」,『日本教育工学会研究報告集』,2024巻,3号,pp.200-207. DOI:https://doi.org/10.15077/jsetstudy.2024.3_200
◆ 瀬崎颯斗,渡邊智也,小野塚若菜(2023)「フィードバック・リテラシーに関する研究動向」,『日本教育工学会研究報告集』,2023巻,3号,pp.152-159. DOI:https://doi.org/10.15077/jsetstudy.2023.3_152
◆ 瀬崎颯斗(2023)「プレFDの多面的な効果と可能性:米国スタンフォード大学への訪問調査から」,『教育学術新聞』,2936号,3面,寄稿,令和5年8月23日掲載.
◆ 瀬崎颯斗(2020)「5 日韓の教育熱と高等教育:学生の視点から」,『日韓大学生の比較研究-パンデミック下での国境をこえた社会調査の試み-』,同志社大学社会学部社会学科・社会調査実習報告書No.29(第1分冊),pp.65-95.
学会発表
国際会議(口頭発表・査読あり)
◆ Yushan Xu, Yanran Lei, Hayato Sezaki, “Impact of Educational Development Programs on Teaching Self-Efficacy in Graduate Students: A Systematic Literature Review”, 28th International Conference on Knowledge-Based and Intelligent Information & Engineering Systems (KES2024), Seville(Spain), Oral presentation, 2024.9.11-13, Refereed.
◆ Hayato Sezaki, Satori Hachisuka, Shin'ichi Warisawa, Kayoko Kurita, “The Effectiveness of Online Microteaching in the Preparing Future Faculty Program: An Interview Study with Alumni”, The 10th Higher Education Research Association Conference (HERA2024) Conference Handbook, National Chengchi University, Taipei (Taiwan), pp.112-113, Oral presentation, 2024.6.5-6, Refereed.
◆ Hayato Sezaki, Yanran Lei, Yushan Xu, Satori Hachisuka, Shin'ichi Warisawa, Kayoko Kurita, ”Online Technology-Based Microteaching in Teacher Education: A Systematic Literature Review”, 27th International Conference on Knowledge-Based and Intelligent Information & Engineering Systems (KES2023), Athens (Greece), Oral presentation, 2023.9.6-8, Refereed.
国内学会・シンポジウム(第一発表者・単独)
◆ 瀬崎颯斗,渡邊智也,岩田貴帆,小野塚若菜(2024)「教員のフィードバック・リテラシーに関する文献レビュー」,日本教育工学会研究会,オンライン,口頭発表,2024年10月12日
◆ 瀬崎颯斗,後藤貴志,黒野(福永)亜矢子,川又英雄(2024)「学術論文をショート動画に変換する生成AIシステムPaper 2 Clip」,The Conference of Digital Life vol.2「Digital INSPIRE」,大阪経済大学,ショートピッチ発表, 2024年9月16日
◆ 瀬崎颯斗(2024)「プレFDにおける模擬授業を通じた教育能力開発に関する研究」,第7回革新的学びの創造学寄付講座シンポジウム,オンライン,招待講演,2024年3月16日
◆ 瀬崎颯斗,正司豪,明石寛太,佐藤浩章(2024)「アカデミック・キャリア支援を目的とした全国版プレFDワークショップの開発と試行 」,第30回大学教育研究フォーラム発表論文集,pp.115,オンライン,ポスター発表,2024年3月14日
◆ 瀬崎颯斗,渡邊智也,小野塚若菜(2023)「フィードバック・リテラシーに関する研究動向」,日本教育工学会研究会,オンライン,口頭発表,2023年10月21日
◆ 瀬崎颯斗,明石寛太(2023)「大学院生のキャリアと教育力向上を支援するオンラインコミュニティFaculty Lab」,The Conference of Digital Life vol.1「Digital INSPIRE」,九州産業大学,ショートピッチ発表・ポスター発表, 2023年9月16日
◆ 瀬崎颯斗,栗田佳代子,蜂須賀知理,割澤伸一(2023)「プレFDにおける模擬授業の効果的なデザインに関する検討:ADDIEモデルに基づく整理」,大学教育学会第45回大会発表要旨集録,pp.272-273,大阪大学 吹田キャンパス,口頭発表,2023年6月3-4日
◆ 瀬崎颯斗,山田礼子(2022)「大学生の学習動機と主体的な学修行動の関連性:学習動機パターンと優れた授業実践のための7つの原則に着目して」,大学教育学会2022年度課題研究集会要旨集,pp.98-101,東京都立大学(オンライン),ポスター発表,2022年11月26-27日
◆ 瀬崎颯斗,栗田佳代子,蜂須賀知理,割澤伸一(2022)「プレFD における模擬授業の位置づけと特徴」,日本教育工学会2022年秋季全国大会(第41回)講演論文集,pp.69-70,カルッツかわさき,ポスター発表,2022年9月10-11日
◆ 瀬崎颯斗(2022)「学生たちで立ち上げるプレFDコミュニティ:大学教育を担う未来のファカルティを目指して」,大学コンソーシアム京都第27回FDフォーラム,シンポジウム2,オンライン,招待講演・シンポジスト,2022年2月27日
国内学会・シンポジウム(第二発表者以降)
◆ 冨田佳奈,瀬崎颯斗,蜂須賀知理,割澤伸一,栗田佳代子(2024)「高等教育機関の初任教員を対象とした教育不安尺度の短縮版開発の試み」,日本教育工学会研究会,岩手県立大学 滝沢キャンパス,口頭発表,2024年12月7日
◆ 渡邊智也,野澤雄樹,瀬崎颯斗,小野塚若菜,楠見孝(2024)「日本語版フィードバックリテラシー行動尺度の開発の試み」,日本教育心理学会第66回総会発表論文集,pp.338,アクトシティ浜松,ポスター発表,2024年9月14-16日
◆ 岩田貴帆,瀬崎颯斗,時任隼平(2024)「学生のフィードバック・リテラシーを高める学習活動の実践とその効果の探索的検討」,日本教育工学会 2023年秋季全国大会(第45回)講演論文集 ,pp.355-356,東北学院大学 五橋キャンパス,ポスター発表,2024年9月7-8日
◆ 雷嫣然,瀬崎颯斗,徐雨珊,蜂須賀知理,割澤伸一,栗田佳代子(2023)「KJ法を用いた大学教員志望者の不安に関する検討」,日本教育工学会 2023年秋季全国大会(第43回)講演論文集,pp.421-422,京都テルサ,ポスター発表,2023年9月16-17日
◆ 栗田佳代子,朴源花,芳賀瑛,瀬崎颯斗,徐雨珊,雷嫣然,鍋田修身(2023)「修了後のフォローアップ調査に基づいたプレFDプログラムの効果と特徴」,大学教育学会第45回大会発表要旨集録,pp.274-275,大阪大学 吹田キャンパス,口頭発表,2023年6月3-4日
受賞
◆ Hayato Sezaki, "Paper 2 Clip" – A Generative AI System for Converting Academic Papers to Short Video Clips –, The Conference of Digital Life vol.2, 『Digital INSPIRE Sankei Digital Prize』, September 2024
◆ 瀬崎颯斗,日本学生支援機構,大学院第一種奨学金『特に優れた業績による返還免除(半額免除)』,2024年6月
◆ 瀬崎颯斗,後藤貴志,黒野亜矢子,川又英雄 ,櫻井檀,張斯媛,「Paper 2 Clip -論文をショート動画化し、学際交流を促すプラットフォームの構築-」,文部科学省 大学教育のデジタライゼーション・イニシアティブ(Scheem-D),Scheem-D Pitch and Conference 2023ピッチ・アクター採択,2023年12月
◆ 瀬崎颯斗,後藤貴志,黒野亜矢子,川又英雄 ,櫻井檀,張斯媛,伊勢本惇示,「Paper 2 Clip」,文部科学省 x Generative AI 2023アイデアソン 〜生成AIと大学教育デジタライゼーション〜 Powered by Scheem-D,『優秀賞』及び『オーディエンス賞』の同時受賞,2023年10月
◆ 瀬崎颯斗,謝昌源,大畠陽平,「学習意欲を喚起するメタバース自習室の提案」,東京大学 人間環境学専攻,人間環境学(発展)『最優秀賞』,2022年11月
◆ 瀬崎颯斗,正司豪,「大学院生の教育力向上を主目的としたオンラインコミュニティの設立」,文部科学省 大学教育のデジタライゼーション・イニシアティブ(Scheem-D),2021年度University Pitch and Conferenceピッチ・アクター採択,2021年10月
◆ 瀬崎颯斗,2021年度同志社大学育英奨学金(正課外部門),『同志社大学社会学部長賞』,2021年2月
研究助成
◆ 山咲博昭,井上一成,君島菜菜,坂本規孝,佐藤浩章,榊原暢久,清水栄子,白藤康成,瀬崎颯斗,竹中喜一,松田優一,吉田博,「大学における新任教員研修モデルの開発と実装」,日本高等教育開発協会 課題研究事業,2024年6月-2026年3月
◆ 瀬崎颯斗,「学術論文をショート動画に変換する生成 AI システム開発と評価」,東京大学新領域創成科学研究科 挑戦的新領域博士研究助成制度 (チャレンジファンド),2024年6月-2025年3月
◆ 岩田貴帆,時任隼平,瀬崎颯斗,「プレゼンスキル育成授業における学生のフィードバック・リテラシーを高める教材の開発」,関西学院大学 2024年度高等教育推進センター共同研究助成,2024年4月-2025年3月
その他
◆ 「ペンシルバニア州立大学における高等教育開発の支援体制に関する事例研究」,東京大学 SPRING GX高度スキル養成プログラム 2024年度海外派遣プログラム,派遣先 アメリカ・ペンシルバニア州立大学,2024年7月-2024年8月
◆ 東京大学「グローバル化時代を支える大学経営プロフェッショナル育成プログラム」,日本学生支援機構 2022年度海外留学支援制度(協定派遣),派遣先 アメリカ・スタンフォード大学,派遣学生,2023年1月
◆ 東京大学フューチャーファカルティプログラム(東大FFP)第19期 ,修了,2022年9月
◆ 一般社団法人社会調査協会「社会調査士(第038894号)」,資格取得,2022年6月