東京大学SPRING GX 海外派遣プログラムの支援により米国ペンシルバニア州立大学を訪問しました

2024年7月末から1週間ほどアメリカのペンシルバニア州立大学に訪問調査・海外研修に行きました。今回の渡航は、東京大学BOOST NAISプロジェクト生として、東京大学 SPRING GX高度スキル養成プログラム 2024年度海外派遣プログラムに採択いただき支援を受けたものです。採択された研究課題名は「ペンシルバニア州立大学における高等教育開発の支援体制に関する事例研究」です。


同時用務としていた教育学研究科の海外集中講義参加を通じて、合計16名ほどの現地の大学教職員の方々とディスカッションする機会をいただきました。各セッションのテーマは、ファカルティ・ディベロップメント、教員評価制度、アカデミック・アドバイジング、多様性・公平性・包括性(DEI)、ペンシルバニア州立大学の歴史、オンライン・キャンパス、同窓会組織運営、ファーストジェネレーション支援などなど、実に様々です。


研究テーマであるFD・プレFD等の高等教育開発支援についてはもちろんのこと、ペンシルバニア州立大学の財政難問題や米国で広がる反DEI政策の影響など、かなり込み入ったその場でしかお聞きできない内容も議論ができたことが大きな収穫でした。 また、大学キャンパス内を施設を案内いただいたり、大学内外を散策する中でその土地の歴史や文化に触れたりと、現地に行かなければ得られない学びに溢れた充実した時間を過ごすことができました。


今回得られた経験や知見を今後の研究に活かしながら、引き続き頑張ります!


◆ 「ペンシルバニア州立大学における高等教育開発の支援体制に関する事例研究」,東京大学 SPRING GX高度スキル養成プログラム 2024年度海外派遣プログラム,派遣先 アメリカ・ペンシルバニア州立大学,2024年7月-2024年8月